タミヤ XV-02 PRO
引用元画像:タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | XV-02 PRO シャーシキット |
| 型番 | 58707 |
| 発売時期 | 2022年7月16日 |
| 生産状況 | 現行販売中 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ラリー・ツーリングカー(中級者〜上級者向け) |
| 価格 | 35,200円(税込)/ 本体価格32,000円 |
📏 シャーシスペック
| シャーシ長 | 368mm(ボディ等含まず) |
|---|---|
| シャーシ幅 | 180mm |
| ホイールベース | 257mm |
| フレーム | バスタブタイプ |
| シャーシカバー | ポリカーボネート製(防塵対策) |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | シャフトドライブ4WD(フロントミドシップ) |
|---|---|
| デフギヤ | 前後ともオイル封入式ギヤデフ(39T×2枚、40T×1枚セット) |
| ギヤ比 | 標準9.58:1(19Tピニオン使用時) 選択可能:10.71:1〜6.28:1まで13種類 |
| モーター | 540タイプ(フロントミドシップ縦置き) |
| プロペラシャフト | 前後アルミプロペラシャフト(等長) |
🔧 サスペンション
| 形式 | 4輪ダブルウィッシュボーン |
|---|---|
| ダンパー | アルミシリンダー製ロングオイルダンパー(ブルーキャップ仕様) |
| ステアリング | 3分割タイロッド式 |
| アッパーアーム | ターンバックルアッパーアーム |
| キャスター角 | 6度のキャスターブロック |
💡 特徴
走行フィールドが広がる本格ラリーシャーシ
- オンロードはもちろん、フラットダートで豪快なラリー走行も楽しめる
- モーターをフロントミドに縦置きし、車体中央のスパーギヤから前後等長プロペラシャフトを介して動力を伝達
- 走行フィールドを広げたシャフトドライブ4WDシャーシ
セッティングの自由度
- 前後に39Tギヤデフを装備し、セッティング用として40Tギヤを1枚セット
- 組み合わせの変更により前後の駆動配分を変えることも可能
- ギヤ比は13種類から選択可能
重量配分の最適化
- 重量物をセンターに寄せて搭載し、シャーシ幅もナロー化
- 運動性能を高めた設計
防塵対策
- ポリカーボネート製シャーシカバー付き
- 前後にスポンジテープを装備して、シャーシ内への小石や砂利の侵入を軽減
XV-02RS PROとの違い
- XV-02 PRO:オンロード・ダート兼用で幅広く楽しめる万能型(2022年7月発売、35,200円)
- XV-02RS PRO:ラリー専用で本格的な走りを追求する上級者向け(2024年11月発売、44,000円)
- XV-02RS PROは、ホイールベース延長(+8mm)、高剛性アルミバスタブシャーシ、ゴールドキャップ大径ダンパー、アルミ製アップライト、ラリーブロックタイヤ標準装備など、さらなる進化を遂げたモデル
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★☆☆☆(初級〜中級)
よくある故障・注意点
- ギヤデフのオイル漏れ(定期的にチェックし、必要に応じてオイルを補充)
- プロペラシャフトのメンテナンス不足によるユニバーサルジョイント部分の摩耗
- シャーシカバーがあるが、小石の侵入は完全には防げない
メンテナンスのポイント
- シャフトドライブ4WDは、プロペラシャフトのメンテナンスが重要
- 定期的にユニバーサルジョイント部分のグリスアップを行う
- 走行後は必ず掃除をする(特にダートで走った後は念入りに)
- ギヤデフのオイルを定期的にチェック
初心者が注意すべき点
- シャフトドライブ特有のメンテナンスが必要なため、TT-02からのステップアップに最適
- 構造はしっかりしているため、大きな故障は少ない
- セッティングの幅が広いため、中級者以上が楽しめる
おすすめポイント
- ラリー走行を楽しみたい方
- オンロード・オフロード両方で楽しみたい方
- セッティングを楽しみたい中級者以上
- TT-02からのステップアップを考えている方
- シャフトドライブ4WDの走りを体験したい方