タミヤ TRF419
引用元画像:タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | TRF419 |
| 型番 | 42316 |
| 発売時期 | 2014年12月20日 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ツーリングカー(競技用) |
📏 シャーシスペック
| 全長 | 369mm(ボディ等含まず) |
|---|---|
| 全幅 | 187mm |
| ホイールベース | 255mm |
| フレーム | 2.25mmカーボンロワデッキ + 2.0mmカーボンアッパーデッキ(新形状) |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | 2ベルトドライブ4WD |
|---|---|
| デフギヤ | フロント/センター:ダイレクト / リヤ:ニュータイプ ギヤデフ |
| モーター | 540タイプ(ブラシレスモーター推奨) |
🔧 サスペンション
| 形式 | 4輪ダブルウィッシュボーン |
|---|---|
| ダンパー | TRFダンパー(ビッグボアタイプ) |
| ステアリング | 3分割タイロッド式 |
💡 特徴
TRF418の進化モデル
- TRF418(2013年)からさらに進化した最新鋭シャーシ(2014年当時)
- 世界選手権で培ったノウハウを投入
- TRF420へと続く重要なリンク
最先端のシャーシ設計
- 2.5mm厚カーボングラファイト製ダブルデッキシャーシ
- 剛性と軽量化の両立
- センターバルクヘッド採用で整備性向上
TRFスペシャルダンパー
- 4本ピストンによる高精度な減衰力コントロール
- 低摩擦ピストンでスムーズな動き
- 幅広いセッティング幅
高精度なジオメトリー
- 多彩なサスペンション調整機構
- ロールセンター調整が容易
- アッカーマン角度の細密調整可能
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
初心者の場合: ★★★★★(非常に難しい)
ぽすとそに工房: ★★★★☆(やや難しい)
⚠️ ぽすとそに工房で★4の理由
• 高級シャーシのため、傷がつかないよう通常よりも精密な作業が必要
• パーツが高価なため、修理の場合はパーツを持ち込みしていただく必要があります
• カーボンシャーシの取り扱いには細心の注意が必要
• TRFスペシャルダンパーの調整には専門知識が必要
• 組み立て精度が性能に直結するため、高い技術が求められる
よくある故障・注意点
- ボールデフのメンテナンス不足によるデフギヤの摩耗
- TRFスペシャルダンパーのオイル漏れ
- カーボンシャーシのクラック(過度な締め付けが原因)
- ドライブシャフトのジョイント部の摩耗
- ベアリングの劣化による回転抵抗の増加
- センターバルクヘッドの取り付けボルトの緩み
修理のポイント
- ボールデフは定期的な清掃とグリスアップが必須
- TRFダンパーのOリング、Xリングを定期的に交換
- カーボンシャーシのビスは規定トルクで締める(締めすぎ厳禁)
- ベアリングは定期的にクリーニングと注油
- センターバルクヘッドのボルトは定期的に増し締め
- 組み立て時は水平を保つことが重要
その他の特徴
- 生産終了品のため、パーツ入手が困難な場合がある
- TRF421との互換パーツが多い
- 競技用シャーシのため、セッティングの知識が必要
- メンテナンスを怠ると性能が著しく低下
- 世界選手権レベルの性能を持つシャーシ