タミヤ TRF418
引用元画像:タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | TRF418 |
| 型番 | 42302 |
| 発売時期 | 2013年12月14日 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ツーリングカー(競技用) |
📏 シャーシスペック
| 全長 | 369mm(ボディ等含まず) |
|---|---|
| 全幅 | 186.5mm |
| ホイールベース | 257mm |
| トレッド | 161mm(前後共通) |
| フレーム | 2.25mmカーボンロワデッキ + 2.0mmカーボンアッパーデッキ(新形状) |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | 2ベルトドライブ4WD |
|---|---|
| デフギヤ | フロント/センター:ダイレクト / リヤ:ギヤデフ |
| モーター | 540タイプ(ブラシレスモーター推奨) |
🔧 サスペンション
| 形式 | 4輪ダブルウィッシュボーン |
|---|---|
| ダンパー | TRFスペシャルダンパー(HLコーティング) |
| ステアリング | 3分割タイロッド式 |
💡 特徴
TRF419へ進化する前の重要モデル
- TRF419(2014年)へと続く進化の橋渡し
- 2013年当時の最新技術を投入
- チャンピオンマシンTRF417の良さを引き継ぎながら進化
洗練されたシャーシ設計
- 2.25mmカーボンロワデッキ + 2.0mmカーボンアッパーデッキ(新形状)
- 剛性バランスの最適化
- センターバルクヘッド部分をカーボンアッパーデッキと分離
- カーボン素材の特性を生かす構造
TRFスペシャルダンパー(HLコーティング)
- TRF製高性能ダンパー標準装備
- 高性能なHLコーティングを標準装備
- スムーズなストローク
- 2mm六角レンチでスピーディにリバウンド調整可能
超々ジュラルミン製パーツ採用
- 前後バルクヘッドとモーターマウントに超々ジュラルミンA7075を使用
- 最高の強度を誇るアルミ合金
- 駆動系を支える部品の剛性向上
- 走行中のネジレによる回転抵抗を抑制
タイヤに優しい足まわり
- 新形状サスアーム採用
- フロント、リヤの両アップライトを新設計
- タイヤにやさしく荷重移動を重視したデザイン
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
初心者の場合: ★★★★★(非常に難しい)
ぽすとそに工房: ★★★★☆(やや難しい)
⚠️ ぽすとそに工房で★4の理由
• 高級シャーシのため、傷がつかないよう通常よりも精密な作業が必要
• パーツが高価なため、修理の場合はパーツを持ち込みしていただく必要があります
• カーボンシャーシの取り扱いには細心の注意が必要
• TRFスペシャルダンパーの調整には専門知識が必要
• 組み立て精度が性能に直結するため、高い技術が求められる
よくある故障・注意点
- ギヤデフのメンテナンス不足によるデフギヤの摩耗
- TRFスペシャルダンパー(HLコーティング)のオイル漏れ
- カーボンシャーシのクラック(過度な締め付けが原因)
- ドライブシャフトのジョイント部の摩耗
- ベアリングの劣化による回転抵抗の増加
- センターバルクヘッドの取り付けボルトの緩み
修理のポイント
- ギヤデフは定期的な清掃とグリスアップが必須
- TRFスペシャルダンパーのOリング、Xリングを定期的に交換
- カーボンシャーシのビスは規定トルクで締める(締めすぎ厳禁)
- ベアリングは定期的にクリーニングと注油
- センターバルクヘッドのボルトは定期的に増し締め
- 組み立て時は水平を保つことが重要
その他の特徴
- 生産終了品のため、パーツ入手が困難な場合がある
- TRF419との互換パーツが多い
- 競技用シャーシのため、セッティングの知識が必要
- メンテナンスを怠ると性能が著しく低下
- 2014年のIFMAR世界選手権制覇を目指して開発されたモデル