タミヤ TRF417
引用元画像:タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | TRF417 |
| 型番 | シャーシキット(Item No:42184) |
| 発売時期 | 2010年12月18日 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ツーリングカー(競技用・TRFシリーズ) |
📏 シャーシスペック
| 全長 | 369mm(ボディ等含まず) |
|---|---|
| 全幅 | 187mm |
| ホイールベース | 258mm |
| トレッド | 162mm(前後共通) |
| フレーム | 2.25mmカーボンロワデッキ / 2.0mmカーボンアッパーデッキ |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | 2ベルトドライブ4WD |
|---|---|
| デフギヤ | 大容量ボールデフ(新設計) |
| フロント駆動 | ダイレクトカップリング |
| センター駆動 | ダイレクトカップリング |
| センタープーリー | 19T(2次減速比1.94) |
| モーター | 540タイプ / ブラシレスモーター対応 |
🔧 サスペンション
| 形式 | ショートリバーシブルサスアーム |
|---|---|
| ダンパー | TRFスペシャルダンパー(HLコーティング) |
| アップライト | 1050ベアリング仕様 |
| サスマウント | アルミサスマウント(1C、1XA、1E) |
💡 特徴
世界選手権4勝のノウハウを結集したニューウェポン
- IFMAR世界選手権 ISTC電動ツーリングカークラスで2002年・2004年・2008年・2010年に優勝
- 2012年大会の王座を目指して開発された最新鋭マシン
- 角形バッテリー・ブラシレスモーター・コントロールタイヤに対応
最適化されたシャーシレイアウト
- モーターマウント剛性とモーター搭載位置を最適化
- 2次減速比を1.94に設定し、スロットルオフ時の減速感を低減
- ステアリングリンケージを改良
新設計の大容量ボールデフ
- 大容量タイプのボールデフを新設計
- アルミデフジョイントを標準装備
- 前後ユニバーサルシャフトにリングスプリングを採用
熟成された信頼性の高いパーツ構成
- ショートリバーシブルサスアーム採用
- 1050アップライトで信頼性確保
- 前後バルクヘッドは共通デザインでパーツ互換性に配慮
低重心化への徹底的な追求
- ステアリングワイパーをアッパーデッキと接続せずしなやかさを保持
- 低重心化も同時に実現
- 角形バッテリー対応ホルダー装備
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★★★(最高難度、専門知識と高度な技術が必須)
⚠️ 重要な注意事項
本機種は現在入手困難であり、補修パーツもほとんど手に入らない状況です。中古市場ではプレミア価格となっており、入手・修理ともに非常に困難です。
よくある故障・注意点
- 【最重要】本機種は生産終了から10年以上経過しており、補修パーツの入手が極めて困難
- 中古市場ではプレミア価格で取引されており、入手自体が困難
- ボールデフのメンテナンスが重要(定期的なオイル交換必須)
- カーボンデッキの変形に注意(過度な締め付けを避ける)
- ダンパーのオイル漏れチェックが必要
- ベルトの張力調整が走行性能に直結
修理のポイント
- 補修パーツの入手が極めて困難なため、破損しないよう細心の注意が必要
- 代替パーツや汎用パーツでの修理技術が必須
- ボールデフの組み立ては慎重に行う(デフボールの数とオイル量が重要)
- カーボンパーツは適正トルクで締め付ける
- ベアリングの状態を定期的に確認
- ダンパーのリビルドは定期的に実施
その他の特徴
- 競技用シャーシのため整備性とセッティング幅が重視されている
- フルベアリング仕様で回転抵抗を最小化
- アルミターンバックルシャフトで精密な調整が可能
- 前後スタビライザーでロール特性の調整が可能