タミヤ TRF414
引用元画像:タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | TRF414 |
| 型番 | RC限定シリーズ(Item No:49132) |
| 発売時期 | 2000年3月 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ツーリングカー(競技用・TRFシリーズ) |
📏 シャーシスペック
| ホイールベース | 256mm |
|---|---|
| 全幅 | 189mm(使用ホイールによって変わる) |
| 全備重量 | 約1,470g(搭載メカ・バッテリーによって変わる) |
| ギヤ | 64ピッチ(04モジュール) |
| スパーギヤ | 120T |
| ピニオンギヤ | 35T |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | パートタイム4WD |
|---|---|
| フロントデフ | ワンウェイタイプ |
| センターデフ | ワンウェイタイプ |
| リヤデフ | ボールデフタイプ |
| バルクヘッド | 精度の高いアルミ製(フロント・センター・前後) |
| モーター | 540タイプ |
🔧 サスペンション
| アップライト | 強化樹脂製(TRF414Xのアルミ製から変更) |
|---|---|
| ナックルアーム | 強化樹脂製(高精度・高強度) |
| Cハブキャリア | 強化樹脂製 |
| アッパーデッキ | シンメトリー化(旋回性能向上) |
| ダンパー | スーパーローフリクションダンパー(OP.280) |
💡 特徴
タミヤ初のピュアレーシングマシン
- 2000年3月発売 - タミヤ初のピュアレーシングマシンとして登場
- 1999年8月にアメリカで限定販売されたTRF414Xが進化
- タミヤアメリカとTRF(タミヤレーシングファクトリー)スタッフの共同開発
- 海外・国内のビッグレースで修得したノウハウを結集
最適化されたサスペンション・ジオメトリー
- TRF414Xの実戦データをもとにサスペンション・ジオメトリーを最適化
- ロールセンターを下げて低重心化を実現
- ホイールベースを2mm延長して高速安定性を向上
バネ下荷重の軽減
- アップライト・ナックルアーム・Cハブキャリアを強化樹脂製に変更
- TRF414Xのアルミ製から変更してバネ下荷重を軽減
- 高精度と強度を両立
旋回性能の向上
- アッパーデッキをシンメトリー化
- 旋回性能をさらにアップ
- パートタイム4WDで駆動効率を最適化
高品質なアルミパーツ
- フロントワンウェイ、センタープーリー、前後バルクヘッドは精度の高いアルミ製
- 軽量アルミ製の六角ハブを標準装備
- 新設計のセッティングホイールはクリアアルマイト仕上げ
標準装備の高性能オプションパーツ
- SP.473 ハイトルクサーボセイバー
- OP.280 スーパーローフリクションダンパー
- OP.308 アルミサーボステー
- OP.365 アルミレーシングステア
- OP.388 ターンバックルタイロッドセット
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★★★(最高難度、専門知識と高度な技術が必須)
⚠️ 重要な注意事項
本機種は現在入手困難であり、補修パーツもほとんど手に入らない状況です。中古市場ではプレミア価格となっており、入手・修理ともに非常に困難です。
よくある故障・注意点
- 【最重要】本機種は生産終了から25年近く経過しており、補修パーツの入手が極めて困難
- 中古市場ではプレミア価格で取引されており、入手自体が困難
- 補修パーツはタミヤカスタマーサービスのみの取扱いだが、在庫切れが多い
- ボールデフのメンテナンスが重要(オイル交換・デフボール交換)
- ワンウェイプーリーの摩耗チェックが必要(フロント・センター)
- 樹脂製サスペンションパーツの摩耗・破損チェック
修理のポイント
- 補修パーツの入手が極めて困難なため、破損しないよう細心の注意が必要
- 代替パーツや汎用パーツでの修理技術が必須
- ボールデフの組み立ては精密に行う(デフの効き具合を調整)
- ワンウェイプーリーは定期的に点検・交換(フロント・センター)
- 樹脂製パーツは定期的に点検し、摩耗・破損があれば交換
- 補修パーツはタミヤカスタマーサービスに問い合わせ(在庫限り)
その他の特徴
- キャリングハンドル付きブラックパッケージ(シュリンク包装)
- ユーザー登録ハガキを送るとメタルプレートをプレゼント(TRF414ロゴとユーザーID刻印)
- 説明図は展開図によるシンプルな構成
- 新開発のアンチウエアグリス付属
- TRF414専用ロゴステッカー付属