タミヤ TL-01
引用元画像:タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | TL-01 |
| 型番 | 情報不明 |
| 発売時期 | 1997年発売 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ツーリングカー(入門用オンロードモデル) |
| 価格 | 情報不明 |
📏 シャーシスペック
| ホイールベース | 257mm |
|---|---|
| フレーム | ポリカーボネート製モノコックフレーム |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | 横置きモーター・シャフトドライブ4WD |
|---|---|
| デフギヤ | 前後とも3ベベルデフ |
| ギヤ比 | 7.96:1(キット標準) |
| モーター | 540タイプ |
🔧 サスペンション
| 形式 | 前後ともダブルウィッシュボーン |
|---|---|
| ダンパー | 前後ともフリクションタイプ |
| ステアリング | 等長2分割タイロッド式 |
💡 特徴
入門用車種として開発
- 組み立てやすさと剛性感の両立を求めて開発
- ツーリングカーシャーシとしては他に採用例のない駆動系を一体構造としたモノコックシャーシを採用
- 組み立て済み完成フルセット「XB(eXpert Build) Pro」シリーズの基本シャーシとして2001年12月まで採用
- 2002年以降はTT-01が後継機種として登場
長所
- 入門用モデルとして装備を最小限に抑え、価格を安く設定
- 駆動系と車体構成部が一体構造のため、組み立てやすい
- 樹脂パーツの多用により(当時としては)軽量な構成
- サーボとステアリングがダイレクトにリンゲージしているためクイックなハンドリング感
短所
- 耐久性重視で足回りに軟質素材を採用しているため、パワーアップ時に剛性感不足が生じる
- 組み立てやすさの反面、整備性が悪化(ギアボックス内部の整備にはシャーシを二分割する必要)
- ギアの点数が多く、オンロードモデルとしては駆動効率が低い
その他の特徴
- モノコックフレームの優れた防塵性により、オフロードモデルとしても多く使用される
- 足回りの規格はMシャーシ(M-03やM-04、広義にはFF02)と共通
- 4WD自作Mシャーシのベースモデルとして長らく親しまれた
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★☆☆(当時は★☆☆☆☆だが、現在は入手困難)
古いモデルのためパーツがなかなか見当たらないことが修理の難しさにつながっています。
よくある故障・注意点
- 樹脂パーツの経年劣化による破損
- ギアボックス内部の整備にシャーシ分割が必要
- バッテリーホルダーの軟質素材によりクラッシュ時にバッテリーが飛び出しやすい
修理のポイント
- パーツ入手困難のため、予備パーツの確保が重要
- ギアボックスの整備は計画的に実施
- オプションパーツでの強化が有効(アルミパーツ等)