タミヤ TA-04
引用元画像:タミヤ公式サイト・ファンサイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | TA-04 |
| 型番 | 58249(TA-04シャーシキット)など |
| 発売時期 | 1999年 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | ツーリングカー(オンロード) |
📏 シャーシスペック
| ホイールベース | 257mm |
|---|---|
| 全幅 | 200mm(リヤタイヤ含む) |
| タイヤ幅/径 | フロント24/65mm / リヤ24/65mm |
| フレーム | FRPダブルデッキ |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | 2ベルトドライブ4WD |
|---|---|
| デフギヤ | 前後ともボールデフ |
| モーター | 540タイプ |
| モーター位置 | センター縦置き |
🔧 サスペンション
| 形式 | 4輪ダブルウィッシュボーン(ロングスパンアーム) |
|---|---|
| ダンパー | オイルダンパー |
💡 特徴
TRF414ベースの量産モデル
- ハイエンドモデル「TRF414」を基礎とした新世代の量産モデル
- 当時の流行である2ベルト4WDを採用
- バッテリー・モーターのレイアウトで左右方向の重量バランスを均等化
高性能パーツを標準装備
- FRPダブルデッキシャーシを標準装備
- ロングスパンサスアーム採用
- タミヤ量産モデル初の24mm幅(ミディアムナロー)タイヤ装備
- ハイグリップタイヤへの対応
派生モデルが豊富
- TA-04S - ショートホイールベース仕様
- TA-04R - レーシング仕様(カーボンパーツ装備)
- TA-04SS - スーパーショート仕様
- TA-04 TRF - TRFスペシャル仕様
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★★★(非常に困難、パーツ入手が極めて困難)
⚠️ 難易度の変化について
かつての難易度:★★☆☆☆(比較的簡単)
発売当時〜2010年代前半までは、パーツ供給も豊富で修理が比較的容易でした。
現在の難易度:★★★★★(非常に困難)
生産終了から長期間が経過し、専用パーツの入手が極めて困難になっています。
特にFRPシャーシやボールデフ、専用樹脂パーツなどの入手は、ほぼ不可能な状況です。
修理依頼があっても、パーツ不足により対応できない可能性が高くなっています。
よくある故障・注意点
- ボールデフのボールとスプリングの摩耗・破損(交換パーツ入手困難)
- FRPシャーシの破損・クラック(修復ほぼ不可能)
- ベルトの劣化・切断(一部は汎用品で代用可能)
- 樹脂パーツの経年劣化・破損(専用品の入手困難)
- ユニバーサルシャフトの摩耗(一部TT-01用で代用可能)
修理のポイント(パーツ入手可能な場合)
- ボールデフは定期的なメンテナンスが必須(グリス補充、ボール交換)
- FRPシャーシは応力集中部を事前に補強
- 一部のパーツはTT-01やTA-05用で代用可能(要確認)
- 重要パーツは予備を確保しておくことを強く推奨
歴史的価値と現状
- TRF414の技術を量産モデルに取り入れた革新的なシャーシ
- 2ベルトドライブ4WDの普及に貢献した名機
- 現在はパーツ供給停止により、保存・展示用として扱われることが多い
- 中古市場でも程度の良い個体は希少価値が高い