タミヤ M-01
引用元: タミヤ公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | タミヤ(Tamiya) |
|---|---|
| 機種名 | M-01 |
| 型番 | 58149(ミニクーパー)など |
| 発売時期 | 1994年12月7日 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動RCカー) |
| サブカテゴリー | Mシャーシ(コンパクトカー・FF) |
📏 シャーシスペック
| 全長 | 約299mm(搭載ボディにより異なる) |
|---|---|
| 全幅 | 165mm(初期は160mm) |
| ホイールベース | 210mm(初期)/ 210/225/239mm(1997年以降) |
| トレッド | 138mm |
| タイヤ幅/径 | 前後とも25mm/59mm(60Dサイズ) |
| フレーム | プラスチック製モノコック |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | フロントモーター・前輪駆動(FF) |
|---|---|
| デフギヤ | 3ベベル |
| ギヤ比 | 3.134:1(内部ギヤ比) |
| モーター | 540タイプ |
🔧 サスペンション
| 形式 | 4輪ダブルウィッシュボーン独立懸架 |
|---|---|
| ダンパー | 横置きフリクションダンパー(モノショック方式) |
| ステアリング | 3分割タイロッド式 |
💡 特徴
Mシャーシシリーズの元祖
- 1994年12月7日発売、タミヤMシャーシシリーズの記念すべき第1弾
- コンパクトカーのスケールモデルを正確に再現するために開発
- 初代キットはローバー・ミニクーパーを搭載
革新的なモノコックフレーム
- 軽量で強度の高いプラスチック製モノコックフレーム
- フロントにモーターを搭載、前輪を駆動
- バッテリー、受信機、サーボ、ESCを車体中心線上に配置して高バランス設計
横置きダンパーの採用
- M-01とM-02の特徴的な横置きフリクションダンパー
- 前後それぞれに横置きのモノコイルスプリングダンパーを装備
ホイールベースの進化
- 1994年(初期): 210mmのみ
- 1997年以降: 225mm(M)、239mm(L)が追加され、3段階調整が可能に
M-02への転用が容易
- M-01とM-02の違いはステアリング位置と駆動方式のみ
- パーツの組み替えでM-01からM-02への転用が可能
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★★★(非常に困難、パーツ入手が極めて難しい)
⚠️ 注意: 古いシャーシなので、パーツが見つからない可能性が高いです。
よくある故障・注意点
- 1994年発売の初代Mシャーシのため、パーツの入手が極めて困難
- 30年以上経過しているため、プラスチック部品の経年劣化が顕著
- 横置きダンパーの交換パーツが入手困難
- 一部のパーツはM-02と共通のため、M-02のパーツを探すことも有効
修理のポイント
- M-02とのパーツ互換性を活用する
- ベアリング、ビス類などの汎用パーツは入手可能
- フレームやギヤボックスなどの専用パーツの破損は修理が非常に困難
- オークションサイトやRC専門店での中古パーツ探しが必要
- 後継機種M-03のパーツが流用できる場合もある
その他の特徴
- 前輪駆動ならではの軽快な走りが楽しめる
- コンパクトカーのスケールモデルに最適
- Mシャーシシリーズの原点として、RC史に残る名機
- M-03、M-05へと進化した後継機種が存在
- 2024年で生誕30周年を迎えた