京商 スパイダー4WD(TF-1)
引用元画像:京商公式サイト(京商60年の歩み)
📋 基本情報
| メーカー | 京商(Kyosho) |
|---|---|
| 機種名 | スパイダー4WD(Spider 4WD) |
| シャーシ略称 | スパイダー4WD(TF-1 / Tour Force 1) |
| 型番 | 39315 |
| 発売時期 | 1994年 |
| 価格 | 詳細不明 |
| 生産状況 | 生産終了 |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール 電動4WDツーリングカー) |
| サブカテゴリー | オンロードツーリングカー(4WD ナロー仕様) |
| シリーズ | スパイダーシリーズ(TF-1 → TF-2 → TF-3 → TF-4R) |
📏 シャーシスペック
| スケール | 1/10スケール |
|---|---|
| 駆動方式 | 4WD(フルタイム4輪駆動) |
| シャーシ構造 | オプティマMid SWB(ショートホイールベース)ベース ナロー化サスペンションアーム採用 |
| フレーム | 詳細不明(オプティマベース設計) |
| 全備重量 | 詳細不明 |
⚙️ 駆動系
| 駆動方式 | 4WD(フルタイム4輪駆動) |
|---|---|
| デフギヤ | 詳細不明 |
| トランスミッション | 詳細不明(オプティマベース設計) |
| モーター | 540タイプ(別売) |
🔧 サスペンション
| 形式 | 4輪ダブルウィッシュボーン独立懸架 |
|---|---|
| サスアーム | ナロー化サスペンションアーム(オプティマMid SWBベース) |
| ダンパー | オイルダンパー×4本 |
| ステアリング | 詳細不明 |
💡 特徴
京商初のナロー電動ツーリングカー
- 1994年に「レーシーなシャシーを与えられたEP4WDスケールレーシングマシン」として登場
- オプティマMid SWB(ショートホイールベース)をベースにナロー化
- 京商初の本格的な電動ツーリングカーシャーシ
- TF-1(Tour Force 1)として開発され、後のTF-2、TF-3、TF-4Rシリーズへと進化
革新的な設計思想
- オプティマの優れた4WDシステムを継承しつつナロー化
- ツーリングカーレース向けの専用設計
- 限定リリースのため現存個体が非常に少ない
- 後のスパイダーTF-2では完全新設計(オープンギヤボックス、アルミシャーシ&ショックタワー)へと進化
オプションパーツの展開
- カーボンシャーシ(オプション)
- スイングバー(オプション)
- モータープレート(オプション)
- その他多数のアップグレードパーツが発売
歴史的価値
- 京商のツーリングカー史における重要な転換点
- オプティマからスパイダーTF-2への橋渡し的存在
- 限定リリースのため「幻のシャーシ」として知られる
- コレクターズアイテムとして非常に高い価値
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★★★(非常に困難)
パーツも少なく、絶版で手に入りにくいため、修理は非常に困難です。
よくある故障・注意点
- 限定リリースのため現存個体が極めて少ない
- 専用パーツの入手が困難
- オプティマMid SWBのパーツで一部代用可能な場合あり
- 経年劣化による樹脂パーツの破損
- ベアリングの固着・摩耗
修理のポイント
- オプティマMid SWBのパーツが流用できる箇所を確認
- 後継機(TF-2、TF-3)のパーツ互換性を検討
- 破損パーツは3Dプリンタでの製作も視野に
- ベアリングは汎用品で対応可能
- 駆動系のメンテナンスが最重要
その他の特徴
- 「幻のシャーシ」として知られる希少性
- 京商ツーリングカー史における重要な位置づけ
- コレクターズアイテムとして非常に高い価値
- 修理よりも保存・展示が推奨される機体