京商 ピュアテンGP
引用元画像:京商公式サイト
📋 基本情報
| メーカー | 京商(Kyosho) |
|---|---|
| 機種名 | ピュアテンGP(Pure Ten GP) |
| シャーシ略称 | ピュアテンGPシリーズ |
| 型番 | 詳細不明(初代モデル) |
| 発売時期 | 1995年 |
| 価格 | 詳細不明 |
| 生産状況 | 生産終了(現在はV-ONE R4s II、FW-06などに進化) |
| カテゴリー | ラジコンカー(1/10スケール GPツーリングカー) |
| サブカテゴリー | GPツーリングカー(4WD ベルトドライブ) |
| シリーズ | ピュアテンGPシリーズ(1995年~現在) |
📏 シャーシスペック
※初代ピュアテンGP(1995年)の詳細スペックは資料が限られており、一部不明な点があります。
| 駆動方式 | ベルトドライブ4WD |
|---|---|
| エンジン | 12-15エンジン対応(OS MAX-12TG、GXR15など) |
| タイヤ | ラバータイヤ対応(中空ゴムタイヤ) |
| 全備重量 | 詳細不明 |
💡 後継シリーズの駆動方式について
初代ピュアテンGP(1995年)はベルトドライブ4WDを採用していました。
後継シリーズでは、V-ONEシリーズ(ベルトドライブ4WD)とFWシリーズ(シャフトドライブ4WD)の2つの系統に分かれています。
💡 特徴
1/10スケールGTをメインストリーマに押し上げた名車
- 1995年発売、京商60年史に記載される歴史的機種
- 「1/10スケールGTをメインストリーマに押し上げた名車登場!」と評される革新的モデル
- 12-15エンジン搭載のGPツーリングカー4WD
- ベルトドライブ4WDによる低重心設計と回転マス低減を実現
ピュアテンシリーズの始祖
- 1995年のピュアテンGP初代から現在まで続く長寿シリーズ
- V-ONE、FW、FAZERなど、後継機種が多数展開され、京商のGPツーリングカーの礎を築いた
- シリーズを通じてレース性能と信頼性を追求し続けている
KYOSHO CUP(1993年開始)の公式レース車両
- 京商主催のKYOSHO CUPで使用される公式レース車両
- 全国各地で地方予選が開催され、全国大会で優勝者を決定する伝統的なレースシリーズ
- スポーツクラスでは京商より発売のV-ONE・FW・FAZERシリーズが指定車両
- エンジンはOS MAX-12TGシリーズ/京商GXR15エンジン・GZ15を無改造で使用
- タイヤは中空ゴムタイヤ(メーカー不問)、ボディは京商より発売されている1/10GPピュアテンボディを使用
ラバータイヤ対応
- 中空ゴムタイヤ(ラバータイヤ)対応で幅広いサーキットに対応
- サーキットからパーキングロットまで幅広く楽しめる汎用性
- 入門から勝利まで、すべてをかなえるスムーズな走り
📚 ピュアテンシリーズの展開
1995年のピュアテンGP初代(ベルトドライブ4WD)から始まったシリーズは、30年近くにわたって進化を続けています。
V-ONE、FW、FAZERなど、多数のバリエーションが展開され、それぞれが京商のGPツーリングカー技術の粋を集めた名機として知られています。
主なシリーズの特徴:
- 初代ピュアテンGP(1995年、ベルトドライブ4WD):1/10スケールGTをメインストリーマに押し上げた名車、ベルトドライブによる低重心設計と回転マス低減を実現
- V-ONEシリーズ(ベルトドライブ4WD):初代の設計思想を受け継ぎ、レーシング性能を追求したフラッグシップモデル、世界選手権での実績も多数
- FWシリーズ(シャフトドライブ4WD):幅広いユーザー層に対応した汎用性の高いモデル、現在はFW-06が現行販売中、入門から勝利まですべてをかなえるスムーズな走り
- FAZERシリーズ:入門から競技まで対応するバランス型モデル
初代ピュアテンGPとV-ONEシリーズはベルトドライブ4WD、FWシリーズはシャフトドライブ4WDと、シリーズによって駆動方式が異なりますが、いずれも12-15エンジン対応、ラバータイヤ仕様など、ピュアテンGPの基本設計思想を受け継いでいます。
🔧 ぽすとそに工房での修理実績
修理難易度
★★★★★(非常に困難)
パーツもほぼなく、絶版で手に入りにくいため、修理が非常に困難です。
よくある故障・注意点
- ベルトの伸び・摩耗(ベルトドライブ4WDのため定期的な点検が必要)
- ベルトテンショナーの劣化(張り具合の調整が重要)
- エンジンの経年劣化(OS MAX-12TG、GXR15など、適合エンジンの入手が困難)
- ギヤボックスの摩耗(長期使用による内部ギヤの摩耗)
- サスペンション部品の劣化(アーム、ダンパー等)
修理のポイント
- 後継機種(V-ONE、FW、FAZERシリーズ)のパーツで代用できる部分もあるが、完全互換は限定的
- エンジンは現行の12-15エンジンへの換装を検討(OS MAX-15CVなど)
- ベルトの張り具合を定期的にチェック、ベルトテンショナーの調整が重要
- ベルト交換は早めに実施(伸びや摩耗が進むと駆動効率が低下)
- ギヤボックス内部の点検・清掃を定期的に実施
- サスペンションアームやダンパーは後継機種のパーツで代用可能な場合がある
その他の特徴
- ピュアテンシリーズの始祖として歴史的価値が高い
- 1/10スケールGPツーリングカーの普及に大きく貢献した名機
- KYOSHO CUPの公式車両として長年にわたり使用されてきた実績
- 現存個体が少なく、コレクターズアイテムとしての価値が高い