京商 1/5スケール ランチアデルタ インテグラーレ16V

京商 1/5スケール ランチアデルタ インテグラーレ16V

引用元画像:京商公式60年史

📋 基本情報

メーカー 京商(Kyosho)
機種名 1/5スケール ランチアデルタ インテグラーレ16V(Lancia Delta Integrale 16V)
シャーシ略称 1/5スケール ランチアデルタ インテグラーレ16V
型番 詳細不明
発売時期 1992年
価格 詳細不明(当時の高級モデル)
生産状況 生産終了
カテゴリー ラジコンカー(1/5スケール 22ccガソリンエンジン)
サブカテゴリー ラリーカー(ビッグスケールカー)
シリーズ 1/5スケール ガソリンエンジンシリーズ

📏 シャーシスペック

スケール 1/5スケール
全長 約800mm~900mm(推定)
全幅 約350mm~400mm(推定)
全高 約300mm~350mm(推定)
エンジン 22ccガソリンエンジン
全備重量 約5,000g~7,000g(推定)
シャーシ構造 新開発シャーシ(パワーと大きさに負けない剛性設計)

⚙️ 駆動系

駆動方式 4WD(推定)
エンジン 22ccガソリンエンジン(実車さながらのパワーユニット)
燃料 ガソリン(ニトロメタノール燃料ではなく一般ガソリン)
トランスミッション 詳細不明(ビッグスケールカー用の専用設計)

🔧 サスペンション

形式 新開発サスペンション(パワーと大きさに対応)
フロント 詳細不明(大型オイルダンパー搭載推定)
リア 詳細不明(大型オイルダンパー搭載推定)
ステアリング 詳細不明(実車ラリーカーを意識した設計)

💡 特徴

22ccガソリンエンジンを搭載した迫力のビッグカー

実車ランチアデルタ インテグラーレ16Vを忠実に再現

新開発シャーシによる高い走行性能

1992年発売の歴史的モデル

実車ランチアデルタの歴史

🔧 ぽすとそに工房での修理実績

修理難易度

★★★★★(非常に難しい)

残存する個体やパーツが極端に少なく、レストアしたくてもなかなかできない車両です。1992年発売の希少モデルで、22ccガソリンエンジンという特殊性も修理を困難にしています。

よくある故障・注意点

  • パーツ供給が完全に停止しており、部品入手が極めて困難
  • 22ccガソリンエンジンの部品入手が不可能
  • 大型シャーシのプラスチック部品の劣化・脆化
  • 金属部品の錆・腐食(特にエンジン周辺)
  • フューエルタンクの劣化・亀裂(ガソリン対応タンクの劣化)
  • 大型サスペンションダンパーのオイル漏れ
  • 駆動系部品の摩耗(大出力エンジンによる負荷)

修理のポイント

  • パーツが入手できないため、現状維持が最優先
  • 22ccガソリンエンジンの代替品が存在しない
  • 現代の1/5スケール用パーツで代用できる場合もあるが、適合性の確認が必須
  • 3Dプリンターでの部品製作も選択肢の一つだが、強度が課題
  • フューエルシステムの完全なオーバーホールが必要な場合が多い
  • オリジナルパーツを維持することがコレクター価値を保つ鍵

その他の特徴

  • 1992年発売の極めて希少なコレクターズアイテム
  • 22ccガソリンエンジン搭載という前例のない挑戦的なモデル
  • 実車ランチアデルタ インテグラーレ16VのWRC栄光時代を象徴
  • 現存する個体数が極めて少なく、市場価値が非常に高い
  • レストア困難だが、保存状態の良い個体は博物館級の価値
  • 京商の技術力と挑戦精神を示す歴史的モデル